2011年7月10日日曜日

優しい手


**Big Troubles-freudian slips。ゆがんでねじれたギターのさわやかポップ。音はセンチメンタル。
キンキンに冷えた、真っ青なの瓶ラムネを飲みながら聴きたい一曲です**

不規則な生活により、一年前にくらべ、体重が七キロも増えてしまい、服も壊してしまったので
健康のためにも、(野菜中心炭水化物控えめに食べる。間食は一回まで、9時以降は食べない)を始めました。
本日、6日目。
運動不足もなかなかのもの。ビリーに入隊しようかな?


最近とりためていたテレビをみていて、美の巨人、”竹久夢二の黒船屋”の回を見た。
毎年夢二の誕生日のころ9月に、2週間だけ公開されるという、黒船屋という名の一枚の絵。
美しい女の人の絵。
夢二が愛した人彦乃と離ればなれ、会いたくて会えない時、切ない思いで、この絵を描き、
彦乃が病でこの世を去った後に完成したという。
テレビ越しに見た、優しい手でしっかりと、黒猫を抱きしめる愛の絵に、感動した。
生と死、永遠と愛、悲しみと喜びの記憶*美しい一枚にぎゅっと詰まっているように思えた。

今日は、大切な友がこの世を去って、6年が経った日。
長い間は、受け入れられなくて、思い出すたび痛んだけれど、、
今はかわいい思い出ばかりが浮かぶ。
くだらないことまで鮮明に思い出してきた。
思い出と記憶はたからもの。一緒に過ごした時間、聴いた歌、わらったこと。
まぼろしじゃなくそこにあったこと。ずっと消えない。いつも傍にある。
あの子がいたから、いまの私がある。

夢二の絵の、優しい手を観に行きたいなー。伊香保まで。

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